助成金といえば、事業主ではなくても近頃は身近な存在かもしれません。助成金は融資と違い、国や地方自治体がタダでくれる返済不要なお金です。（多少表現が悪いかもしれませんが・・・）またの名を、補助金とも言います。

助成金は個人事業主でも会社でも利用できるものが沢山あります。しかし、場合によっては社会保険に加入していないともらえないなど、一部制約がある場合もあります。個人事業主の場合は、従業員の雇用人数が5名未満なら社会保険は任意加入なので、未加入の場合が多いと思います。法人の場合は強制加入なので、そういった助成金はぜひ活用したいところです。

助成金の目的はさまざまで、雇用対策のものであれば、事業主が雇用による負担を少しでも軽減することができれば、減少を食い止め新たな雇用が期待できます。しかしこの場合、個人事業主時代からの従業員の場合はその目的に該当するか注意が必要です。

助成金は非常に沢山あり、手続きが煩雑であることが多いため活用できていない人も少なくありません。タダでお金を支給してもらえるという話ですから、厳密な手続きもしっかりこなす必要があるのは確かですが、この場合手続きを社会保険労務士にお願いするという作戦もあります。いくらか手数料はかかりますが、それ以上のリターンが助成金で見込める場合も多いようです。