意図的に売上を隠したり、経費を水増しする行為は脱税ですのでもちろん違法行為です。しかし、法律で認められてる範囲で精一杯納税額を少なくする努力ができます。これは節税といいます。
個人事業主であれば売上から経費を引いた部分が所得になり、分かりやすいと思います。ところが会社となると、仮に社長1人の会社であっても、会社の利益=社長のものではなく、あらかじめ決められた金額を会社から給料というカタチで支払われます。このように個人事業主と会社では仕組みが全く異なります。社長といえば一国の主といったイメージがありますが、会社は社長のものではなく、あくまで株主のものなので好き勝手にはできない仕組みになっています。
ところが会社の場合は個人事業主に比べて節税できるメリットが大変多く用意されています。事業の儲け具合によっては個人事業主のままの方が得な場合もありますが、会社になれば以下のような節税メリットがあります。
- 自分の税金が安くなる
- 家族二人の税金が安くなる
- 配偶者控除が認められる
- 2年間消費税が免除される
- 赤字の繰越期間が7年にできる
詳しい部分は後の記事で説明します。
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