自分に給料を払うと税金が安くなる

意味が分かりにくいタイトルですが、前の記事でも話したとおり、会社の場合は会社から自分へ給料を支払うカタチになります。社長だって会社から給料をもらう「サラリーマン」です。よく脱サラ社長なんて言いますが、社長はサラリーマンです(笑)

自分に給料を払うと税金が安くなる

サラリーマンといえば、経費と認めてもらえる数少ないお恵み、「給与所得控除」がありますね。サラリーマンはスーツや鞄、パソコンなど購入してもそれらが直接経費にはできない代わりに、給与所得控除というカタチで一定額を無条件で控除してもらえます。

話は戻り、当然会社ならスーツや鞄、パソコンを事業のために購入したとすれば経費として認められます。そして社長にお給料・・・気づきました?会社であれば、社長はさらに給与所得者ですから給与所得控除を受けられるんです。

必ずしも法人成りしたほうがお得とは限りませんが、例えれば売上1000万円、経費400万円、個人に入る所得が600万円だったとすれば、法人のほうが約61万円お得になる計算です。

ちなみに個人事業主の場合、「個人事業税」というのをご存知でしょうか?3%から5%の割合で課税される場合があり、納付時期が8月と11月、忘れた頃にやってくる税金です。ただし、売上から経費を引いて290万円以下の場合は適用されません。一方法人は会社の所得に対して、法人事業税や地方法人特別税があります。しかし、自分へ給料を払って会社に儲けが残らなければそれらは0円となります。その代わり法人には、「法人住民税の均衡割」というのがあるので、最低でも7万円支払う必要がありますが。

photo by: Walmart Stores

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