前の記事では会社が儲けを全て給料として支払えば節税が大きいという話でした。今回はさらに突っ込んだ話です。
小さな会社であれば家族に手伝ってもらうことも多いでしょう。そんな場合は家族へ給料を支払うことをおすすめします。給料として会社の儲けを全部支払えば自分だけが給料をもらっても変わりなさそうですが、そうではなく分配するように一人ひとりのお給料が平らになるようにするのがポイントなんです。
お給料に対する所得税は累進課税なので、所得が増えるほど税率が上がります。所得が1800万円を超えれば税率はなんと40%にもなります。増えれば増えるほど、所得全体に対して多くとられてしまう仕組みです。つまり、自分は社長だから一番お給料を多くしよう!というのも悪くは無いのですが、もしも自分以外に給料を支払う相手が家族ならばそれは賢くありません。なるべく一人当たりの税率が少なくらるように工夫することで最大限の節税を図ることができます。
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