会社を作ることは、順を追って書類を作成して手続きすることの繰り返しです。本当の戦いは会社を設立した後であり、ひとつずつ手続きを進めていけばそれほど難しいことはありません。
先ず決めなければならないのは、「発起人」、「株主」、「代表取締役」、「取締役」で、場合によっては「監査役」、「会計参与」も必要です。一人で会社を設立する場合は、株主=社長になります。
次に、会社の憲法ともいえる定款を作成します。定款には、会社名、所在地、目的、出資関連、役員関連、決算日などの会社を運営する上で重要な事項を記載していきます。定款を作成したら公証役場に行き、公証人の認証を受けます。
登記の書類には会社の代表印が必要になってきますから、早めに作成しておきます。加えて出資金の払い込みも済ませます。
全ての準備が整うと、最後は登記所での登記になります。この日が会社設立の日になりますから、目的の日があればそこから逆算して計画的に準備を進める必要があります。
photo by:
Nic's events