会社法の改正で、出資から保管までの管理を発起人ができるようになり簡単になりました。発起人1人の場合の流れはこんな感じになります。
1.払い込む預金口座を決める
会社設立前はまだ会社の口座はありませんから、発起人個人の口座を使います。既存の口座で問題ありません。望ましくは、会社の口座を開設予定で考えている銀行がいいでしょう。
2.出資金を払い込む
いくら自分の口座に預けるからといって、残高で代用したり、預入では出資したことを証明するに乏しいです。自分の口座であっても、振込名義を記入して振込みにて払込みを行いましょう。
3.預金通帳のコピーをとる
出資金を払い込んだことの証明に、通帳のコピーをとります。通帳の表紙、表紙の裏、振込が記載されているページの三枚をコピーします。
個人事業主時代の資産の買取
個人事業主時代から使用しているものを引継ぎたい場合は、この出資金を使って買い取ります。時価で買い取ることが重要で、個人側には消費税が課税されますから、消費税の納税対象になっている場合は注意が必要です。
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